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健康・医療

早朝の運動はNG! 脳卒中や心疾患を起こしやすい

日常生活のなかに体を動かすことを取り入れ、時間のあるときに運動を行うことはとても大切です。しかし、運動を行うのに気を付けてほしい時間帯があります。

空腹時の運動は逆効果になることも

まず避けたいのは、食事をした直後です。食事でとった飲食物が胃や腸で消化吸収される際の妨げになります。それによって胃痛、胃もたれが起こり、食生活や栄養バランスの乱れにつながることもあります。

早朝や深夜の時間帯に行うのも、できるだけ避けたほうがよいでしょう。早朝や深夜は血圧が変動しやすい時間帯です。糖尿病の人は高血圧を合併している人が少なくありません。血圧の大きな変動は、脳卒中や狭心症・心筋梗塞などの重大な病気を招く原因になるため、とても危険です。

また、早朝や深夜は多くの場合、空腹状態で血糖値が低い時間帯です。運動により血糖値が、さらに下がりすぎる可能性があります。特にインスリン分泌を促すのみ薬を服用している場合や、インスリンを注射で補充する「インスリン療法」を行っている場合には、血糖値が下がりすぎて動悸(どうき)、頻脈、頭痛などが起こる危険があります(低血糖)。その際には、主治医から指導されているとおりに速やかにブドウ糖を摂ってください。

天候や体調が悪い場合にも、無理をしないようにしましょう。健康のために行う運動です。運動することによって、体調を崩してしまったのでは本末転倒です。運動を行うときは、上記の時間帯を避け、体調が良好で、天候に問題がないときに行うようにしましょう。