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栄養・食事

世界に誇る和食。あなたの実践度はどれくらい?

公開日:2018年4月18日
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2013年、歌舞伎や能楽と並ぶ日本の無形文化遺産に、「和食」が選ばれました。四季の移ろいを映す美しく繊細な食文化に加えて、健康的な食生活を育む日本の食事は、今、世界で高く評価されつつあります。

何といっても、理想的なバランス食

和食のよさは、まず、理想的な栄養バランス。主食と汁物、魚の焼き物や野菜の煮物、海の幸、山の幸を使った献立はバランスもよく、脂肪も少ないので、理想的な食事といえるのです。

見逃せないのは、和食の「だし」です。昆布やかつお節、煮干しから煮出したうまみ成分が、素材のおいしさを引き出し、味に深みを与えてくれます。

私たち日本人に肥満が少なく、長生きのお年寄りが多いのも、こうした伝統的な食生活に支えられているからといえるでしょう。

食生活に和食を上手に取り入れるコツ

ところが、現代の私たちの食生活は、すっかり欧米化しました。若者はファストフード店で食事をし、ご飯よりもパン、魚よりも肉を好む人も多くいます。せっかく世界が和食のよさを認めているのに、私たち日本人が和食離れというのは、ちょっと寂しいですね。

昔ながらの典型的な和食は無理でも、和食のよいところを少し日常生活に取り入れることは、そう難しいことではありません。

例えば、意識して、主菜に魚を選ぶことで、コレステロールの上昇や動脈硬化を防ぐことができます。特にさんまやいわしなどの背の青い魚には、血中の中性脂肪やコレステロールを下げ、動脈硬化を防ぐ効果の高い、「EPA(エイコサペンタエン酸。別名IPA:イコサペンタエン酸)」や「DHA(ドコサヘキサエン酸)」などの成分が多く含まれているので、お勧めです。

さらに豆腐や納豆などの大豆製品に含まれるイソフラボンにも、動脈硬化を予防したり、更年期障害を軽くする効果もあります。

現代の日本人は、野菜や食物繊維不足が深刻ですが、海藻やきのこなど海の幸、山の幸は、和食でふんだんに使われる食材です。また、副菜に野菜や芋類の煮物を添えるだけでも、栄養バランスはぐんとアップします。

和食で唯一の問題点は、塩分が高くなりやすいこと。塩やしょうゆ、みそは少なめを心がけたり、減塩のものを使うなどの工夫をしましょう。