まいにち健康チェック
こころ

うつ病の診断の手がかりになる9つの症状

公開日:2017年11月28日
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精神に関わる病気は症状で分類されています。そのため、9つの代表的な症状を中心に診断を考えていきます。

1 落ち込みが続いている
憂うつで気持ちが沈み、何をしても晴れません。悲しくて涙が止まらなくなることもあります。

2 何にも興味がもてず、楽しめない
これまで好きだった趣味や活動に興味がもてず、何をしてもまったく楽しいという感情がわかなくなります。

3 食欲がない。または食べすぎてしまう
食欲が落ち、体重が減ります。逆に、食べすぎてしまう場合もあります。

4 眠れない。または寝すぎてしまう
寝つきが悪くなったり、朝早く目が覚めたりします。夜中に何度も目が覚めたり、悪夢にうなされることも。逆に、いくら寝ても疲れがとれず、寝すぎてしまう場合もあります。

5 動作が鈍くなる。または落ち着きがなくなる
周りの人が気付くほど、動作や会話が遅くなります。逆に、焦りが強くなり、落ち着きなく動き回ることもあります。

6 疲れやすく、やる気が出ない
少しの活動でひどく疲れ、体が重く感じられます。休んでも疲れがとれず、何をする気にもなれません。

7 思考力や集中力が落ちる
考えがまとまらず、仕事や勉強に集中できません。あれこれ考えてしまい、簡単なことも決断できなくなります。

8 自分を責めてしまう
「自分には価値がない」と思い、訳もなく自分を責めてしまいます。

9 「死」の考えにとりつかれる
つらくてたまらず、「死んだほうがまし」という思いにとらわれます。理由なく、死ぬという考えにとらわれることもあります。

これらは代表的な「うつ病」の症状で、こうした症状が1日中ほとんど毎日、2週間以上続いていて、とてもつらい気持ちになったり日常生活に支障が出ている場合には、うつ病が疑われます。

ただし、このような症状がはっきりしていなくても、うつ病の可能性が考えられる場合もあります。また、体の不調が同時に出てきたり、体の不調の陰にうつ症状が隠れたりしている場合もあります。うつ病は「心の病」と言われることがありますが、「体の病」でもあります。原因がはっきりしない心身の不調が続いて日常生活に支障が出ているときには、信頼できる医療機関を受診してみるようにしてください。