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健康・医療

必要に応じて降圧薬をのむことが、健康な人生につながります①

公開日:2018年2月21日
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医薬の神様として祭られる「少彦名命(すくなびこなのみこと)」と「大国主命(おおくにぬしのみこと)」。『古事記』や『日本書紀』にも登場する由緒ある神様。それほど薬の歴史は古いのに、「薬はこわい」「降圧薬はのみたくない」と考えている人も少なくありません。

生活習慣の改善だけでは難しい

高血圧の治療で、減塩や節酒、運動をするといった生活習慣の改善は重要です。なかには、生活習慣を改善するだけで、血圧コントロールができる人もいますが、それだけでは十分にコントロールできない人が大部分です。その場合、降圧薬をのまないでいると、どうなるでしょうか?

血圧をコントロールできない状態が続くと、動脈硬化が進行して、心筋梗塞、心不全や脳卒中などの心血管疾患を起こすリスクが高まります。腎臓の障害も進んで、最終的には尿をつくることができなくなり、透析療法が必要な状態になってしまいます。

高血圧治療で、健康な人生を目指す

本態性高血圧の原因は不明なので、この病気自体を治癒させることはできません。しかし、血圧をコントロールできれば、高血圧に由来する心血管疾患を予防することができます。“近視自体を治せなくても、眼鏡で矯正すれば普通の生活を楽しむことができる”のに似ています。

高血圧治療の目的は、心血管系の病気を予防・改善し、健康な人生を過ごすことができるように支援すること。そのためには、きちんと血圧をコントロールすることが不可欠です。

血圧を測れたものの、有意な降圧薬がなかった時代には、高血圧の診断はできても、治療ができずに、多くの人が脳卒中や心不全で亡くなっていました。でも今では、降圧薬を上手に使えば、良好な血圧コントロールが可能です。

<続きは「必要に応じて降圧薬をのむことが、健康な人生につながります②」をご覧ください。>