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健康・医療

糖尿病の診断で知りたい! 再検査になるのはどんなとき?

公開日:2018年3月7日
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「血糖値」と「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」の測定は、糖尿病の診断や治療効果の判定に欠かすことができません。2つの検査を行うことで、より正確な血液中のブドウ糖の状況を把握することができます。

どちらか一方が高ければ再検査

糖尿病は、インスリンの働きが十分でないために、血糖値が高い状態が続く病気です。血糖値の測定は「採血の時点での血糖値が高いかどうか」、HbA1cは「2か月前から採血までの間の平均血糖値がどの程度なのか」の判定に使われます。

測定時の血糖値が正常であっても、HbA1cが高い場合には再検査となります。また、HbA1cが正常であっても、血糖値が高い場合は再検査が行われます。なぜかというと、どちらか一方が高いというだけでは、即時に糖尿病と診断できないためです。

空腹時の血糖値が126mg/dL以上の場合、また、食事に関係なく測った随時血糖値が200mg/dL以上、ブドウ糖負荷試験の2時間値が200mg/dL以上の場合には、「正常型」や危険水域の「境界型」を超えた「糖尿病型」の領域に含まれます。

一方、HbA1cは、6.0%未満であれば正常です。6.0~6.4%は糖尿病を否定できない状態です。6.5%以上だと、日頃から血液中のブドウ糖濃度の高い状態が続いており、糖尿病が強く疑われる「糖尿病型」とされます。

血糖値とHbA1cのどちらかに、「糖尿病型」の傾向が見られたときは、なるべく1か月以内に再検査を受けてください。糖尿病は自覚症状がないまま進行する病気です。たとえ自覚症状がなくても糖尿病が疑われる状態であることを忘れてはいけません。

糖尿病と診断されることは怖いことではありません。検査によって、早期に病気が見つかる、あるいは、疑いが高いことを知ることで、生活習慣を変えるよいきっかけとなります。