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毎月17日から気持ちを新たに! 減塩に向けて踏み出そう②

公開日:2018年3月21日
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<「毎月17日から気持ちを新たに! 減塩に向けて踏み出そう①」の続きです。>

皆さんは加工食品というと何をイメージされますか? 実は、「JAS法」という法律で、農産物、水産物、畜産物、玄米・精米という生鮮食品以外は、すべて加工食品と決められています。

「小麦粉」も「牛乳」も加工食品

パン、パスタやそばなどの麺類、調味料、香辛料、食用油はもちろん、小麦粉などの粉類、餅、ゆで卵、干物、ゆでたタコやかに、牛乳も加工食品なのです。

わかりにくいのが刺身。まぐろの刺身のように1種類だけなら、つまがついていても生鮮食品。ところが、2種類以上の魚介の刺身盛り合わせは加工食品。盛り合わせでも、クロマグロのトロとメバチマグロの赤身の組み合わせなら、同じまぐろなので生鮮食品。カット野菜も、1種類なら生鮮食品で、複数の野菜が入っていれば加工食品です。

イギリスでは、加工食品中の食塩量を減らすキャンペーンも

イギリスでは、1996年から高血圧学会などが加工食品会社に働きかけて、加工食品中の食塩量を減らすキャンペーンを行いました。具体的には、加工食品の食塩含有量を約1割減らしてもらい、協力してくれた会社を顕彰するなどしました。

1社だけでは売れ行きへの影響を心配する会社もありますが、ほとんどの会社が同調し、試みは成功しました。イギリス国民は食塩含有量が1割減っていることに気付かず、売れ行きに影響はなかったと報告されています。結果的に、無作為に抽出された成人の1日尿中ナトリウム排せつ量は2年間で9.5gから8.5gに減りました。今はイギリス国民の平均食塩摂取量1日6g以下を目指しています。日本でも同様な取り組みができればと思います。

急に減塩すると味気ないと感じますが、1割の減塩では、気付かない人も多いのです。さらに薄味に慣れると、濃い味付けを好まなくなる人が増えます。地域の食材や献立を大切にしながら、息の長い減塩にチャレンジしてみましょう。

※この記事は、執筆時点での情報に基づき作成しております(執筆年月日:2018年3月21日)。