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健康・医療

油断はできない! 糖尿病予備軍って一体何?

世界中で増え続けている糖尿病。将来的には世界の総人口の4人に1人が糖尿病になるともいわれています。検査の結果、「糖尿病」と診断されなくても、糖尿病の疑いがある「糖尿病予備軍」とわかった時点で、その危険性をきちんと認識する必要があります。

“少し高め”は、糖尿病予備軍。放置すれば糖尿病に

糖尿病ではないが、血糖値が正常範囲を超えているものを「境界型(糖尿病予備軍)」といいます。また、正常範囲内であっても、空腹時血糖値が高めの場合を「正常高値」といいます。境界型は、空腹時血糖値が110~125mg/dL、ブドウ糖負荷後2時間血糖値が140~199mg/dL。正常高値は、空腹時血糖値が100~109mg/dLとされています。

健康診断で血糖値が少し高めという結果が出ると、“高めだけど糖尿病ではなかった”と胸をなでおろす人もいるでしょう。しかし、この少し高めは“糖尿病の一歩手前”として注意しなければならない警告のサイン。境界型も正常高値も、放置すれば糖尿病に進行する状況にあります。特に、境界型の人で「高血圧」や「脂質異常症」がある場合には、動脈硬化が進行し始めていて、「心筋梗塞」や「脳梗塞」を起こすこともあるのです。

少し高めの結果が出たら、糖尿病はどんな病気なのか、どのように生活を改善していけば元の状態に戻れるのかをしっかり知り、実践していくことが大切です。糖尿病は自覚症状がないまま進行する病気です。少し高めのまま放っておくのは、とても危険です。