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健康・医療

焦る気持ちが失敗のもと! 高血圧予防は、家族でゆっくり進める

公開日:2018年4月18日
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高血圧を予防するためには、料理の味付けを薄くすることはとても大事です。しかし、今まで濃い味に慣れ親しんでいた人が、急に薄味にすると味気なく感じて、減塩をやめてしまうこともあります。

高血圧の予防は長期戦で臨みたい

今すぐ血圧を下げる必要があるのならともかく、高血圧の食事療法は、“短期決戦”ではなく“長期戦”で臨むのがポイントです。例えば、みそ汁に使うみその量をいきなり半分に減らしたら、恐らく多くの人は味気ないと感じてしまうでしょう。3か月、6か月と時間をかけ、少しずつ味を薄くしてゆっくり舌を慣らしていきましょう。

減塩は、少しずつ進めるのが長続きするコツです。薄味に慣れると、塩辛い食事を食べられなくなる人も多くいます。そうなれば、生涯にわたる減塩上手です。

目指せ! 減塩ファミリー

高血圧の予防を目的とした減塩対策でもう1つ心がけたいことがあります。それは、1人で減塩するのではなく、家族全員で減塩に取り組むことです。

例えば、夫婦と子ども2人の4人家族の場合。血圧が高めで減塩が必要なのは父親だけだったとして、次のような食卓だったらどうでしょうか?

―今晩のメニューはサンマの塩焼きと肉じゃが、ほうれんそうのごまあえ、あさりとねぎのみそ汁。減塩が必要な父親の料理はすべて薄味。サンマの“塩焼き”とは名ばかりで、味付けはレモンのみ。食塩の多いみそ汁はなし。母親と2人の子どもは正常域血圧なので、サンマにはしっかり塩がまぶされています―

このような場合、血圧が高めで減塩しているとはいえ、1人だけ別メニューにするのは経済的ではありません。“自分だけが違う”という思いを抱いてしまうので、モチベーションも低下します。また、父親の血圧が高めということは、同じ食生活を送る子どもの血圧も将来高くなる可能性があります。母親も今は正常域血圧でも、将来にわたってそのままで維持できるかはわかりません。

長い目でみた家族の健康管理としても、減塩は家族全員で取り組むようにしましょう。