まいにち健康チェック
健康・医療

発がんリスクを上げる? あなたのお酒の飲み方をチェック

「百薬の長」といわれるお酒。

薬とはいえませんが、適量なら死亡リスクが低いというデータも確かにあります。体によい影響を与える反面、飲み方を誤ると健康を損なうという点では、やはりちょっと薬に似ているかもしれませんね。

薬になるか毒になるかは飲み方次第

厚生労働省の調査では、がんを含めた「生活習慣病のリスクを高める量:1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上」の飲酒をしている人の割合は、男性約15%、女性約9%。

男性では特に30歳代から60歳代に多く、50歳代の約4人に1人は危険な量の飲酒をしています。

女性の場合、男性ほど多くはありませんが、それでも30歳代から50歳代の7~10人に1人はリスクの高い飲み方をしています。

お酒が体にいい影響を与えるか、それともダメージを与えるかを決める最も大きなポイントは、お酒に含まれるアルコールの摂取量。つまり「適量の範囲内かどうか」ということですが、実はそれ以外にもいくつか注意すべき点があります。

あなたのお酒の飲み方をチェック

ではここで、あなたのお酒の飲み方に発がんリスクを高める要因がないか、あなたとお酒との付き合い方をチェックしてみましょう。

□ほろ酔い以上にたくさん飲む
1日のアルコール摂取量は23g以内が適量。日本酒なら1合、ビールなら大びん1本。アルコールが体内で分解されるときに「アセトアルデヒド」という発がん性物質を生じるなど、アルコールの悪影響を忘れずに。

□飲みながら、ついついたばこを吸ってしまう
お酒に喫煙が加わると、たばこの発がん性物質が飲酒の影響で活性化されやすくなるため、発がんリスクは一気に上昇。「飲むなら吸うな」を心がけて。

□自分は吸わないが、飲み会に同席する人がいつも吸う
たばこから立ち上る煙には、喫煙者が吸い込む以上の発がん性物質が含まれる。吸わない人も、いわゆる「受動喫煙」で発がんリスクが上がるのは同じ。

□アルコール度数の高いお酒が好き
アルコール度数の高いウイスキーやブランデーなどは、ダブル1杯(60mL)で1日のアルコール摂取量に達する。飲みすぎにつながりやすいので要注意。

□おつまみには、しょっぱいものを選ぶ
塩辛いものは胃の粘膜を荒らして、がんが生じやすい環境をつくる。お酒に含まれる発がん性物質とのダブルパンチで、発がんリスクがさらに上昇することにも。

□シメは、ラーメン
お酒を飲んだあとには、つい「シメ」のラーメンが欲しくなるもの。でも、ラーメンは1杯でほぼご飯2膳分と同じエネルギー量。炭水化物、脂肪、塩分が多いのでメタボになりやすく、がんのリスクを上げる。

当てはまる項目が多かった人は、お酒の飲み方を見直してみましょう。ちょっと気をつけるだけで、大好きなお酒を生涯のよきパートナーとして、楽しく付き合うこともできるはずです。