まいにち健康チェック
健康・医療

治療は生活習慣の改善と薬。薬を使う時期に注意

偏った食事や運動不足、喫煙、過度のストレスなどの生活習慣が原因で起こるのが「生活習慣病」。その生活習慣病の代表ともいえるのが高血圧です。

高血圧の治療法は大きく2つに分けられます。1つは、生活習慣の改善で、もう1つは降圧薬を使った薬物療法です。治療の基本は生活習慣の改善で、これはずっと続けていきます。ただ、生活習慣の改善には限界があります。そのため、高血圧の患者さんの多くは、生活習慣の改善と併せて薬物療法を行います。

心臓血管系疾患のリスクに応じて、治療を検討する

どのくらいの期間、生活習慣の改善だけで経過を見るのかは、個人個人の心臓血管系疾患のリスクを鑑みて医師が判断します。心臓血管系疾患のリスクは、血圧の高さ、心臓血管系の臓器障害の有無、高血圧以外の危険因子の状況で決めます。

・高リスクの場合
すでに心臓血管系の障害があったり、糖尿病を伴う場合は、高リスクと判断されるため、できる限り早期に薬物療法を始めて、血圧をコントロールするほうが安全です。

・高リスクではない場合
高リスクでなければ、1~3か月間ほど生活習慣の改善だけで様子を見て、血圧コントロールができなければ、降圧薬が必要になります。

ただし、こうした判断は、あくまで原則です。その人その人に応じて個別に判断されますから、リスクの状態や、いつから降圧薬が必要になるのかは、自己判断しないでください。医師によく相談して、判断を仰ぐようにしましょう。

※この記事は、執筆時点での情報に基づき作成しております(執筆年月日:2018年5月2日)。