まいにち健康チェック
健康・医療

“軽度の肥満だから大丈夫”は、大間違い!!

「太っているといっても、小太り程度だから問題ない」そう考えている人はいませんか。

肥満かどうかの目安に、「BMI(ボディー・マス・インデックス:体格指数)」があります。肥満か否かの目安は、BMI25。日本ではこれ以上が「肥満」です。ところがアメリカでは、肥満といえばBMI30以上。実は、欧米では肥満者が多く、例えばアメリカでは、BMI25以上を肥満とすると、なんと約70%の人が当てはまってしまうのです。

日本ではBMI25以上が、男性で全体の30%くらい、女性で20%くらいですから、やはり欧米と日本では大違いです。

肥満になると病気が倍増する

国によって、BMIによる肥満の基準は違います。それは、それぞれの国が、BMIの値ごとにどのような病気がどのくらいの割合でいるかを調べて決めたためです。

BMI22のときに、生活習慣病などの病気をもつ人の割合がいちばん少ないのは、どの国も同じ。日本では、BMI22のときを「1」とすると、病気をもつ人の割合が倍増するのがBMI25のときでした。

それで、日本ではBMI25を境界線とし、25以上を「肥満」、35以上を「高度肥満」としています。

肥満でない人も安心できない

日本人の場合は、軽度の肥満がほとんどです。
「やっぱり日本人は健康。心配することはないね」と言いたいところでしょうが、体型が違うのと同様、体質も欧米とは異なります。

肥満で問題なのは、太っていることより、内臓の周囲に脂肪がたまっていること。実は日本人には、それほど太っていなくても「内臓脂肪」がたまっている人が多いのです。

内臓脂肪は、糖尿病や脂質異常症の原因となります。“小太り程度”でも危険であることを、肝に銘じておきましょう。

※この記事は、執筆時点での情報に基づき作成しております(執筆年月日:2018年5月16日)。