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健康・医療

市販の抗ヒスタミン薬も試してみるべき?

公開日:2018年6月6日
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「花粉症の症状が出始めたけれど、病院に行く時間がない!」という場合には、市販薬で対処するのもよいでしょう。花粉症を悪化させないためには、症状の出始めに治療を開始することが大切だからです。

市販薬では第一世代の抗ヒスタミン薬が含まれることが多い

花粉症の治療によく使われている処方薬が抗ヒスタミン薬ですが、市販薬もあります。ただし、処方薬と市販薬では配合量などが異なります。過去に花粉症で医療機関を受診し、抗ヒスタミン薬を処方されて高い効果がみられた患者さんで、市販薬に同じような抗ヒスタミン薬があれば、それを購入するのもよいかもしれません。

抗ヒスタミン薬というと、「のむと眠くなって困る」というイメージがあるかもしれませんが、眠気が強く出るのは「第一世代」と呼ばれる古い抗ヒスタミン薬です。現在は、眠気などの問題点を改善した第二世代の抗ヒスタミン薬が主流で、一部は市販もされています。ただし、依然として第一世代の抗ヒスタミン薬が含まれているものが少なくありません。市販薬にもいろいろな種類があるので、まずは一度、薬剤師に相談しましょう。

抗ヒスタミン薬は即効性があり、くしゃみと鼻水によく効くので、これらの症状がつらい人には向いています。ただし、鼻づまりに対する効果はマイルドです。鼻づまりがつらいときには、市販の点鼻ステロイド薬を短期間(2週間ほど)使用する方法があります。

だらだらと使い続けない!

市販薬は便利ですが、注意点もあります。

第二世代の抗ヒスタミン薬だからといって眠気がまったく起こらないわけではないので、車の運転や機械作業をする人は注意してください。服用の前に、添付の説明書をよく読んでおきましょう。

また、効果がないのに市販の抗ヒスタミン薬をだらだらと使い続けることは意味がなく、副作用が現れる可能性のみが残るので専門医を受診しましょう。鼻づまりに効く点鼻ステロイド薬も同様で、長期間使い続けると鼻血が出やすくなるなどの副作用が起こることもあります。

市販薬は必ず用法・用量を守って使いましょう。一度は医療機関を受診して、きちんと診断・治療を受けることが大切です。