まいにち健康チェック
高血圧になりやすい体質ってあるの?
高齢になるほど血圧は高くなりやすくなります。しかし、同年代でも高血圧になる人もいれば、ならない人もいます。この違いはどこにあるのでしょうか?
次の3項目に当てはまっていないか、チェックしてみましょう。
当てはまる項目が多いほど……
「高血圧になるリスク」が高くなります。
親や兄弟、姉妹が高血圧の場合、そうでない人と比べて高血圧になるリスクが高いといわれています。親から高血圧になりやすい体質や、怒りっぽいなどの性格を受け継いでいる可能性があるというだけでなく、長年、同じ食事を食べてきたことも関係していると考えられます。家族に高血圧の人がいる場合は、塩分をとりすぎないなどの食生活や、禁煙、適度な運動の習慣化などの生活習慣の改善を心がけることが大切です。
[監修]原田芳巳(東京医科大学病院総合診療科准教)
※「まいにち健康チェック」は、毎日正午に更新します。
アルコールに含まれるエネルギー量は、想像以上に多いもの。例えば、生ビールの中瓶1本で、200kcalもあります。
肥満の予防や解消には、なんといっても飲酒をやめるのがベスト。でも、禁酒や節酒は、やれそうでいて、実行は難しいものです。お酒はちょっとした工夫でエネルギーオーバーを防ぐことができます。
お酒のもつエネルギー量は、純粋なアルコール分に含まれるもの。アルコール分が濃ければ濃いほど、エネルギー量も高くなります。
そこで水や湯、炭酸水などで割り、飲むアルコールの量をできるだけ減らしてしまいましょう。
「ロックでないと飲んだ気がしない」という人は、チェイサー(水)を必ず横に置いておきます。お酒を飲んだら、その倍量くらいの水を飲むといいでしょう。
以上のような方法で“お酒を薄めたから”と、何杯も飲んでしまっては効果がありません。問題は、飲んだアルコールの総量。もちろん飲みすぎは厳禁です。
お酒の量とともに、エネルギーオーバーの大きな原因になるのが、おつまみ。
「何も食べなければ、酒をたくさん飲める」
そのような考えは、やめましょう。アルコールにエネルギーはあっても、栄養はありません。適度なつまみと一緒にお酒を楽しんでください。
最も注意が必要なのは、揚げ物。つまみの定番であるから揚げやフライドポテトなどは、できるだけ避けるようにします。
お勧めは大豆製品。枝豆や冷ややっこなどは、低エネルギーで良質のたんぱく質がとれます。また、枝豆にはアルコールの分解を促す、ビタミンCも豊富。そのほか、刺身やあえ物など、油を使っていないさっぱりしたものを選択しましょう。
※この記事は、執筆時点での情報に基づき作成しております(執筆年月日:2018年6月13日)。