まいにち健康チェック
高血圧になりやすい体質ってあるの?
高齢になるほど血圧は高くなりやすくなります。しかし、同年代でも高血圧になる人もいれば、ならない人もいます。この違いはどこにあるのでしょうか?
次の3項目に当てはまっていないか、チェックしてみましょう。
当てはまる項目が多いほど……
「高血圧になるリスク」が高くなります。
親や兄弟、姉妹が高血圧の場合、そうでない人と比べて高血圧になるリスクが高いといわれています。親から高血圧になりやすい体質や、怒りっぽいなどの性格を受け継いでいる可能性があるというだけでなく、長年、同じ食事を食べてきたことも関係していると考えられます。家族に高血圧の人がいる場合は、塩分をとりすぎないなどの食生活や、禁煙、適度な運動の習慣化などの生活習慣の改善を心がけることが大切です。
[監修]原田芳巳(東京医科大学病院総合診療科准教)
※「まいにち健康チェック」は、毎日正午に更新します。
“いかに継続させるか”がダイエットの大問題なのです。
1日や2日程度生活を改めても、それだけでは体重は減りません。毎日の積み重ねで太ってきたのですから、毎日の生活改善の継続がないと、ダイエットは成功しません。
毎日の努力といっても、耐えられないような無理な食事節制だと、数日で失敗するのは目に見えています。
減量の目標は、手の届きそうなものにすること。数か月かけて、今の体重の3%を減らす、月に1kg痩せる、1日の食事を200kcal減らす、おやつを週に3回だけにする……など、最初はできそうなことから始めて、まずは達成感を得られることが大事です。
体重を3%減らすことで、血糖、脂質、肝機能などの数値も改善していきます。「これならできる」と自信がつけば、その後も続けていくことができます。
ダイエットを決意したら、毎日体重計に乗ることを習慣化しましょう。体重測定が大切なのは、生活の見直しができること。体重計が示す数値をみて、前回より上がっていたら、何か悪いことをしたのではないかと反省。下がっていれば、自分が行ってきたことが正しかったと納得できます。
また、目標達成へ確実に進んでいることが数値でわかれば、「続けていくぞ」という、大きなモチベーションになるはず。体重測定だけで、すべての生活を見直すのは、無理かもしれません。それでも体重を測ることで、「減量するぞ」という意識を再認識できます。「食事や運動に注意しよう」という意識を常にもっていることは、生活改善の継続には何よりも大事なのです。
運動の継続には、一緒に楽しんでやる仲間をつくることも1つの方法かもしれません。何事も、「つらい」と思ったら続きません。楽しんでやれることを探しましょう。
※この記事は、執筆時点での情報に基づき作成しております(執筆年月日:2018年6月13日)。